ゴールデンウィーク期間中の事務局営業について

4月27日(土)~5月6日(月)のゴールデンウィーク(GW)期間中は、DAN JAPAN事務局の業務をお休みとさせていただきます。
なお、5月1日中途加入のダイバープラス保険および業務中プランは、4月22日(月)がお申込み期限となりますのでご注意ください。

◆入会日と保険適用期間にご注意ください◆
●上記期間中のWebから入会お手続き:お申込み情報に不備がなく、入会金および年会費の入金が完了した日が入会日となります。(出発前にお申込みください。海外へ渡航の際、出国後にお手続きをいただいた場合には、帰国までの間は保険適用外となります。)
●上記期間中に投函した入会申込書によるお手続き:5月7日(火)以降の入会日となります。
※いずれの場合にも、レジャーダイビング保険は入会日の翌日からの補償となります。
※会員カードは、お手続き完了後、1週間程度でお届けできるよう、ゆうメールで発送致します。
(地域や郵便事情でお時間がかかる場合もありますので、余裕をもってお手続きください。)

【期間中の会員サービスについて】

●DAN緊急ホットライン:24時間対応致します。
減圧傷害が疑われる場合には、ホットラインまでご連絡ください。
●DANメディカルインフォメーションライン(医療相談):
メールでのご相談は上記期間も受け付けておりますが、ご返答につきましては2019年5月7日(火)以降の手配となり、最大1週間程度お時間をいただくこととなりますのであらかじめご了承ください。
お電話によるご相談は、事務局営業期間にご連絡ください。
●事故報告の受付:事務局営業期間にご連絡ください。

 

DAN JAPAN事務局
TEL:045-228-3066
FAX:045-228-3063
e-mail:info@danjapan.gr.jp

 

【お知らせ】2018年版 Annual Diving Reportを発行

世界で発生しているダイビング事故の分析、およびアクシデントレポート集
「DAN Annual Diving Report」が発行されました

DANアメリカが編纂している「Annual Diving Report」。
ダイビングの安全性向上を目的としているDANでは、事故の情報を収集し、将来の事故防止に役立てるために分析を行っています。

DAN JAPANは、日本において発生した事故の分析について、2015年版よりレポート作成に協力しています。英語版とはなりますが、以下のリンクより会員以外の方もダウンロード可能です。(名前、メールアドレス等の入力が必要です。)

▶ダウンロードはこちら: Annual Diving  Report 2018 Edition 【DAN America】

【Event】ブルーオーシャンフェスKANSAI 2019

2019年5月18日(土)、19日(日)の2日間、大阪南港ATCホールにて「ブルーオーシャンフェスKANSAI」が開催されます。
「ブルーオーシャンフェスKANSAI」は、西日本のダイビング/マリン関連業界の活性化のきっかけ作りを目的として行われ、今年で3回目の開催となります。国内外含めたダイビングショップやサービス/スクール、器材メーカーや旅行会社に関連メディアなど、業界が一体となって開催される、西日本最大級のイベントです。

【イベント開催情報】
日時:2019年5月18日(土)、19日(日) 10:00~18:00
場所:大阪南港ATCホール(大阪府大阪市住之江区南港北2丁目1-10)
イベント公式ホームページ:https://divingfes.jp/

会場では仮設プールが設置され、体験ダイビングやスノーケリング、SUP体験などが行われます。
まだダイバーではない友達も誘って参加してみてはいかがでしょうか?

そして今年もDAN JAPANとして出展が決定しました!【ブース番号33番】
昨年同様、ブースにて会員のみなさまにプレゼントをご用意してお待ちしております。
プレゼントは、写真に写っている「DAN JAPANロゴ入り反射板(非売品)」です!
各日100個限定となりますのでお早めにお越しください。
※必ず有効な会員カードをご持参ください。写真に撮っておくと便利です。

DAN JAPAN会員様限定 特別招待券プレゼント!

特別招待券をペアでお送りします(登録住所に発送となります)。
ご希望の方はお早めにご応募ください!!
●応募締切:2019年5月9日(木)
●応募方法:report@danjapan.gr.jp 宛てに、タイトル「特別招待券希望」とし、①会員番号 ②お名前 をご入力の上、メールしてください。
※先着順にて受付となります。予定数に達し次第、締切とさせていただきますので、ご了承ください。

また、会場限定で新規入会キャンペーンを行っております。入会を迷っている方も、ぜひブースまでお越しください!

【終了しました】システムメンテナンスのお知らせ

平素よりDAN JAPANへのご支援ご協力をいただき誠にありがとうございます。
臨時システムメンテナンスのため、会員ページからのお手続きがご利用できない時間帯が発生します。
恐れ入りますが、メンテナンス終了後にご利用いただきますようお願いいたします。
会員の皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【メンテナンス期間】
2019年4月11日(木)14時~15時まで(1時間)
【利用停止サービス】
各種お手続き・お問合せ(https://www.danjapan.gr.jp/forminfo)

※MyDANへのログインおよびAlert Diver Monthlyの閲覧は可能です。
 更新および変更、退会手続き等を行うことができませんのでご注意ください。

【Incident Report】脚の筋力低下とチクチクする痛み

女性ダイバーが水深24mから浮上後、背中の痛みと吐き気を感じた。
酸素吸入したが、まもなく両脚に力が入らなくなり、針で刺されるような感覚が現れた。
ほぼ2日後に高圧酸素治療(HBO)を受けたが、3回の治療後にも両脚に症状が残った。
脊髄型減圧障害が疑われる。

[報告されたケース]

私は48歳女性、体重約59㎏、当時ダイビング経験本数は96本、うち12本は1年以内に潜っていました。今回のケースは、6日間連続したダイビングを計画し、12本目に発生しました。 当日1本目に水深24 m、潜水時間約35分でダイビングを終了後、ボートが港に戻り、ダイブショップまで自分のタンクを運ぶために少し移動させました。その直後に吐き気、続いて肩甲骨部に痛みを感じました。ショップのハンモックに横になり、酸素供給を受けました。

ハンモックは居心地が悪く、ひじ掛け椅子のあるショップ内に入りたいと思いました。そこで、起き上がろうとしたところ、脚を動かせず、つま先をピクリと動かすことすらもできませんでした。両脚に針で刺されるような感覚もありました。その後、45分程酸素を吸入したところ、脚を使えるようになりましたが、両脚共に少ししびれがありました。診療所の医師はこの症状を減圧障害による問題と判断せず、安静にするようにとだけ言いました。

1日半後、アメリカに帰国しました。しかし、しびれが改善しなかったので、病院を探し再圧チャンバーで治療をしてもらいました。
1回目は約5時間半、同日さらに3時間の治療を受け、翌日には追加で3時間の治療を受けました。2回目の治療後に左脚のしびれは消えましたが、右脚にしびれが残っていたので3回目の治療を受けました。治療後もしびれは解消せず、約1か月後からしびれは神経痛(ひりひり/チクチク感、温感と冷感の喪失)に変化し始めました。

以降1年間、右脚の状態に変化はありませんでした。神経科医を受診し、最近、脊椎と脳のMRI検査を受けましたが、異常は全く見つかりませんでした。神経科医は処方箋の痛み止めを試してみるように、また、完治するまでに長い時間がかかる可能性がある、と言いました。

卵円孔開存(PFO*)の検査もしましたが、結果は陰性でした。
事故後、すごく控えめなダイビングを22本潜りました。幸いなことに、脚の症状には何の影響もなく、ダイビング前後で感覚の違いは感じませんでした。
*注:心臓の左右の心房を隔てる壁に隙間や穴(卵円孔)が開いている(開存)状態。この場合、卵円孔を通って静脈中にできた気泡が動脈に流れ、動脈ガス塞栓症になる可能性が高まります。

[専門家からのコメント]

このダイバーの症状は、脊髄の減圧症が原因の可能性が高いです。
水深約24m・35分のダイビングでは、かなりの量の静脈ガス気泡が出来ている可能性があり、特にそれが箱型ダイビングに近いと減圧症の可能性が高まります。減圧症(DCS)の動物モデルで示されるように、静脈内気泡は脊髄傷害を引き起こす可能性がありますが、気泡の循環は脊髄障害の発症に必要であるとは言えません。

このケースでは、症状は吐き気と肩甲骨の間の痛みで始まっています。これは、静脈内気泡が肺循環*へと流れ出している状態を示している可能性があります。針で刺されたような感覚(異常感覚)を伴う脚の筋力低下(不全対麻痺)は、脊髄障害を支持します。
*注:血液が心臓から肺を経て心臓へと戻る循環

これらの症状は、放置して解消することはほとんどなく、症状が現れた時より良くなる可能性はありません。緊急事態として捉えるべきです。

酸素による応急手当は、症状が解消する可能性を高めるため、可能な限りすぐに開始するべきです。そして、酸素によって症状が消失しても、ぶり返すおそれがあるので、再圧チャンバーでの再圧と高圧酸素療法(HBOT)の標準治療を行うべきです。

このケースでは、酸素で症状は改善されましたが、吸入後45分経過しても完全には症状が消えませんでした。さらに長時間の酸素吸入が有効だった可能性もあります。数日後にHBOTが行われ、症状は更に改善しましたが、多少の症状が残りました。脊髄型減圧障害では、多いものでは70%の頻度で軽微な後遺症が残るとの報告があります。このため、もっと早い時期にHBOTを実施していたら完全に症状が消えた、とは言い切れません。 このケースでしつこく残った痛みは、すこし気になる、というものではありませんでしたが、このダイバーは症状を受入れ、ダイビングを続けています。

ダイビング後の脚の筋力低下は常に緊急事態として対応するべきです。 十分な神経検査と酸素吸入の応急手当を受けさせ、最寄りの救急救命室(ER)へ搬送して下さい。ERではタイムリーな治療と、最善の結果を得るための適切な処置が行われます。

– Petar Denoble, MD., D.Sc.