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スクーバ器材の除染とCOVID-19

スクーバ器材の除染とCOVID-19

原文はこちら:【Disinfection of Scuba Equipment and COVID-19】

スクーバ器材の除染とCOVID-19

新型コロナウイルスは、SARS-CoV-2ともいわれますが、COVID-19感染症を引き起こし,この文章を書いている時点で、世界で87,987もの人が亡くなっています(1)(注:5月14日現在では、29.4万人ともいわれている)。SARS-CoV-2は、“コロナ”(ラテン語で“王冠”あるいは“後光”の意)というウイルスグループの一部で、その表面についているタンパク質のパターンによってそういわれます(2)。このウイルスのグループは毎年発生する急性の呼吸感染症の原因の15%-30%を占めると見積もられています(3)。しかし、現在のパンデミックの結果、この数値は急激に変化しています。 COVID-19は、呼吸分泌物を介して様々な形で拡がります。咳やくしゃみで出た飛沫や、ウイルスで汚染された表面に触れる、ウイルスの保菌者との濃厚接触などといった形からです(2)。このウイルスの潜伏期間は2-14日です(2)。ある研究では潜伏期間の中間値を5.1日としており、患者の97.5%は11.5日で症状を発症しています(3)。

コロナウイルスはエンベロープ型のウイルスのグループに属します。これは、ウイルス粒子(宿主の細胞の外にいる場合にウイルスがとる形態)が油性の脂肪膜に保護されているということです(4)。ほとんどのエンベロープ型のウイルスと同様に、この脂肪層を傷つけるか破壊すると、ウイルスは不活性化します。他のコロナウイルスの研究から、その感染力は熱やUV光線、アルカリ、あるいは、酸性の状態で低下することが示されています(5)。それゆえに、また、エンベロープ型のウイルスは一般的には簡単に不活性化されるという事実があるため、物の表面を家庭用洗剤で除染することが可能です(6)。

SARS-CoV-2に関する研究は進行中なので、それが表面でどのくらい生きていられるかについては論争があります。最近の研究では、飛沫(くしゃみなどからの)の中では3時間、銅の上では4時間、段ボールでは24時間、プラスチックやステンレスでは2~3日と示されています(7)。しかし、水中でSARS-CoV-2がどのくらい生きていられるかは定かではありません。SARSウイルス、SARS-CoV-1と呼ばれ、2003年の流行の原因となったウイルスの研究では、表面水(湖沼、河川、干潟等)および事前に加熱殺菌した下水の中で、低温と通常の環境温度の両方で長期間感染力を保つことが示されています(8)。塩素または臭素塩素で殺菌されたプールと温水浴槽では、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)から、SARS-CoV-2は不活性化するだろうと示されています(9)。


SARS-CoV-2に関するデータは極めて少なく、しかもそのほとんどは、予備的な試験です。このような場合に、科学者たちは、関連しているけれども少し死滅させるのが難しいウイルスたちに目を向けます。新型コロナウイルスの場合、データレポートの中にはSARS-CoV-1ウイルスに基づくものがあります。これは、それが新型コロナウイスルより死滅させにくいからです。ある研究では、SARS-CoV-1ウイルスは133°F (56°C)で15分熱せられると感染力を失うことが示されていますし(5)、また、世界保健機関(WHO)はこの温度と時間を指定しています(10)。もうひとつの研究では、SARS-CoV-1ウイルスは40°F (4°C)から98°F(37°C)の間では安定していて、133°F(56°C)で30分おくと、感染力を失うとされています(11)。
Divers Alert Network(DAN)では、コンプレッサー内に汚染された空気が取り込まれた結果、このウイルスがスクーバタンク内に入るのかどうかという質問を受けています。空気圧縮の過程では、理想気体の公式T2 = T1 x (P2/P1)(n-1)/nを使って、4段圧縮のコンプレッサーで1ATAの吸入圧力で環境温度が80°F(26.6℃)として、これを29 ATA、すなわち、4000 psiに空気を圧縮する場合の計算をすると、タンク内の段階間の温度は224 °F(106.6℃)になることが分かります。この計算はまったく基本的なもので、理想状態であることしか考慮していません。しかし、これはまさに圧力がピークになる際の瞬間温度を示しています。

実際に、出気バルブの温度はおそらく170°F-190°F(76.6℃-87.7℃)で、気体の温度はだいたい150°F(65.5℃)で、これがコンプレッサーの各段階で起こっています(すなわち、4段階コンプレッサーの4つのサイクルは、各段階の出気口温度が同じと仮定しています)。この温度は間違いなくSARS-CoV-2を死滅させるだけ高温なので、万一、感染した者がコンプレッサーの空気取り入れ口で咳をしたとしても、COVID-19はこの過程でほぼ生き残ることはないといえるでしょう。人から吐き出される感染飛沫は0.5ミクロンほどしかないことに注意する必要があります;フィルターシステムだけでは、これを取り除けませんが、ウイルスはその段階で死滅するはずです。

しかし、手にウイルスがついていると、それが感染したためであっても、間違ってウイルスのついた表面に触ったためであっても、タンクバルブや充填ホースに触った場合、ウイルスがこのルートでタンク内に侵入する可能性があります。ウイルスの中には極めて圧力耐性があるものがいることが分かっています— ダイビングガスの貯蔵圧力のオーダーで。こうした研究は、そうはいっても、ノロウイルスというエンベロープ型ではないウイルスタイプで行われたもので、このタイプのものはエンベロープ型のウイルスより死滅させるのが難しいのが一般的です(12、13)。他の研究で、インフルエンザウイルスのようなエンベロープ型のもので行われたものは、289.6MPa(42,003PSI)という高水圧での効力を調べたに過ぎません(14)。ですから、手洗いと、よく手を触れる、タンク置き場や充填ステーションの除染を行うことが非常に重要になります。ウイルスがダイビングガスの貯蔵圧で生き残れる可能性があるからです。


第4級アンモニウム化合物

第4級アンモニウム化合物は(quats)は洗浄溶液中の活性成分としてごく一般的な化学製品のグループです。この物質は親油性で、そうした性質のために、エンベロープ型ウイルスに効果があります。Quatsはウイルスのエンベロープと反応し、それを“破壊し”て、ウイルスの中身が外に漏れだし分解するに至る、と考えられています。さらに、この化合物に対してウイルスが耐性持つことを示すような証拠はほとんどありません(15)。複数の研究によれば、quatsはSARS-CoV-1に対して効果があると示されていて(16)、また、世界保健機関(WHO)は、コロナウイルス感染症2019に関係する研究室の生物災害管理ガイドラインの中でこの化合物を含む洗剤を使うように勧めています(17)。
スクーバ業界で器材を消毒するのによく使われている4級アンモニウム化合物を含有した製品は複数あります。しかし、こうした化合物は環境に有害なので、その使用と廃棄には注意が必要です(18)。


漂白剤

漂白剤、すなわち、次亜塩素酸ナトリウムは、多数のさまざまな濃度での研究がなされていて、ウイルスに対する効力も実証済みです。強力な酸化剤で、ウイルスのゲノムを傷つけることで作用します(19)。WHOによれば、一般的な消毒に推奨される漂白剤溶液は、5%の次亜塩素酸ナトリウムを1:100に薄めたものです。(漂白剤のブランドによって有効成分の濃度が違うことに注意してください。たとえば、液ハネをへらすために濃縮して市場に出されているものなど。)このように希釈すると、有効成分が0.05%、すなわち、500ppmになり、溶液に物体を漬ける場合は30分つけておく必要があり、穴が少ない表面にスプレーする場合は少なくとも10分必要になります(20)。SARS-CoV-2を具体的に調べた研究では、硬くて穴の開いていない表面にスプレーして感染力を低下させるのに必要なのは、0.1%、すなわち、1,000ppmの漂白剤濃度であったことがわかりました(21)。同じウイルスに行った2つ目の研究では、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムは1分でこのウイルスを不活性にすることがわかりました。SARS-CoV-1に関する研究の一つでは、1:50(0.1%)と1:100(0.05%)のどちらも5分漬けるとウイルスが不活性化することがわかりました(22)。

漂白剤を使う場合、グローブ、マスク、アイプロテクションを使うようにしてください。溶液は、換気の良いエリアで行い、冷水を使います。お湯だと活性成分が分解するからです。漂白剤は別の化学物質と決して混ぜないこと、また、有機物は消毒すべき物品からすべて除去することが重要です。というのも、それによっても、活性成分が不活性化されるからです(21)。漂白剤で消毒する物品は完全に淡水で濯ぎ、乾燥させてから使うようにしなければなりません。というのも、それによってステンレスが錆びますし(濃度がより高い場合)、粘膜や皮膚、目に炎症を引き起こすからです(20,23)。高濃度の漂白剤溶液も、生命維持用の器材に有害であることがわかっています。「ハートビルディング」の炭疽菌攻撃(注:2001年10月に炭疽菌の入った封筒が送りつけられた事件)の際に、金属疲労が生じ、いくつかの場合に、ホースが損傷されました。そうことで、こうした溶液はEPA部隊では、他の有効な代替品がある場合には、ダイビング器材に使っていません。


石鹸と水

石鹸と水で手と表面を洗うのは、ウイルスから防御するのに最も有効な方法のひとつです。どのタイプの石鹸をつかうかは重要ではありません。石鹸と水で洗っても微生物は殺せませんが、物理的にそうしたものを表面から取り除くことができます。流水だけでも望ましくない物質のいくらかを表面から取り除く効果がありますが、しかし、石鹸は物理的に物質を皮膚から除去して水に流します(24)。
Divers Alert Network(DAN)には、手には石鹸と水が推奨されるのに、どうしてスクーバ器材にはうまくいかないのかという質問が来ています。石鹸と水は、上に記載したように、しっかりとした動作を組み合わせなければ完全な効果が得られません。石けん水にスクーバ器材を浸すだけでは、効果的な除染方法とはなりません。石けん水としっかりした動きが合わされば、理論的にいってより効果があるといえるでしょう。しかし、分解しなければ簡単には届かない部分がスクーバ器材にはあります。たとえば、レギュレータの内部です。吐いた息はレギュレータの内部を移動し、ダイヤフラムやレバー、その他の内部の表面と接するので、除染溶液にレギュレータを浸すのがよりよいやり方でしょう。


EPA(環境保護庁)ガイドライン

スクーバ器材を除染する有効成分や方法が何であれ、新型コロナウイルスに対する効果が明確であることが最も重要です。EPAの “List N” はSARS-CoV-1に対する効果が証明された商品を網羅してあり、それゆえに、SARS-CoV-2を殺菌するのにも有効だと思われます。合衆国以外では、現地の自治体は同じように登録された除染剤を持っていると思われます。個々の製品の使い方の説明を守れば、確実に効果が得られるでしょう。
製品メーカーが自社製品をEPAに登録していれば、その製品の使い方のリストを提出しているはずです。「リストN」に登録された製品が“スクーバ”を含んでいることはまずないでしょう;リストに挙げられている可能性があるのは、呼吸器やスクーバ器材に使われている素材でしょう。「リストN」から除染剤を選ぶ場合、その製品のEPA登録が問題の素材に使うことを想定しているかチェックすることが重要です。

水中呼吸機器のメーカーが一般的に推奨している製品の中には、フードサービスのみで使うものとしてEPAに登録されている4級アンモニア塩に分類されるものがあり、これは、現在のところEPA「リストN」に載っていません。EPAは、この製品をこうした素材や表面に使っても、SARS-CoV-2に対して効果があるとは考えていません。


最もよいやり方

消毒剤を選ぶ場合、SARS-CoV-2あるいは耐性の強いSARS-CoV-1のどちらかに対して効果があることが分かっている製品を使うことが最も重要です。自分の地域でEPAの「リストN」で指定された製品が手に入らない場合は、地元の自治体の農薬登録システムに相談して、登録殺菌剤のリストをもらってください。こうした製品を使う場合、消毒するにあたって、必ず使用方法に従い、指定された防護用品(グローブやアイプロテクトなど)を使ってください。登録製品が見つからない場合は、disinfection protocols outlined by the CDC.(CDCによる消毒プロトコル)を使ってください。
器材を消毒したら、器材を再び汚染させないように注意しなければなりません。収納するときに手で触るなどで汚染することがないようします。ダイビングショップのスタッフは、たびたび手を洗い、また、手を触れやすいエリア、たとえば充填ステーションなどを(この記事の“熱”のセクションで述べたように)定期的に消毒して、衛生状態を良好に保つようにします。


最後に、現在持っている緊急行動計画をアップデートして、スタッフやお客様がCOVID-19に感染する可能性も考慮したものにしてください。すべての消毒のプロトコルを明確にして、すべてのスタッフがそれを誠実に守るようにしてください。考える上で最も大事なことは、スタッフとお客様の健康と安全です。

何か質問があれば、RiskMitigation@DAN.orgまでメールしてください。


参考文献
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