
海の日の連休を皮切りに、ダイビングだけではなく、海水浴やスノーケリング、スキンダイビングなどを楽しむ方も多いと思います。2018年は連日の猛暑が続き、多くの方が海水浴場や海岸で遊泳をしていますが、海岸では地形や気候により「離岸流」が発生するため、注意が必要です。
海上保安庁の資料では、遊泳中の事故者数のうち離岸流によるものと思われる事故者数の割合は、直近5年間で13%~19%となっています。

「遊泳中」というと「海水浴のみ」と思いがちですが、ダイバーやスノーケラー、スキンダイバーも決して無関係ではありません。
●離岸流とは?
海岸に打ち寄せた波が、沖に戻ろうとするときに発生する強い流れの事です。離岸流は、一旦発生した後、1ケ月近く同じ場所で発生し続けることもある一方、発生から2時間後には位置を変えることもあり、気まぐれな性質です。また、砂浜の整地や入れ替えで流れや発生状況が変わることもあります。離岸流に流されると、知らず知らずのうちに沖まで流されてしまうことがあるので、注意が必要です。
【離岸流が発生しやすい海岸は?】
(1)海岸が太平洋や日本海等の外洋に面しているところ
(2)遠浅で、海岸線が長いところ
(3)波が海岸に対して直角に入る海岸
(2)遠浅で、海岸線が長いところ
(3)波が海岸に対して直角に入る海岸
【離岸流に流されたらどうする?】
●あわてず落ち着く(パニックにならない)
●可能であれば、周りの人に流されていることを知らせる
●岸と平行に泳ぐ(岸に向かって泳がない)
●沖向きの流れを感じなくなったら、岸に向かって泳ぐ
●泳ぎに自信がない方は、無理に泳ごうとせず浮くことに専念する