【Report】2016年ダイビング事故死亡者数統計

【Report】2016年ダイビング事故死亡者数統計

IDAN Diving Fatalities Report 2016

DAN JAPANでは、DANアメリカ、DANヨーロッパ、DANアジアパシフィック、DAN南部アフリカと共にIDAN(インターナショナルDAN)を組織し、全世界でダイビング事故が発生じた場合のアシスタントを行っています。
各DANではダイビング事故の情報を収集し、傾向と分析をしています。
2016年の圧縮空気潜水による死亡事故数が報告されましたので、掲載します。

各DAN死亡者数は、DANホットラインコールや事故報告を通じて収集されています。(DAN JAPANでは海上保安庁の統計、およびホットラインコール、事故報告などの総数です。)

2015年の統計では182名でしたが、2016年は200名と約9%増加しました。
2014年は222名と多くの死亡事故が発生しており、2015年は減少したのですが2016年は再度増加に転じました。
ダイビング事故は様々な原因により発生し、この統計からは各事故の詳細な発生原因は不明です。

【主に増加した国】
●アメリカ 39名→59名(2014年は80名)
●オーストラリア 8名→14名
●メキシコ 2名→6名
など

【主に減少した国】
●日本 15名→11名
●韓国 15名→6名
●イギリス 9名→5名
●インドネシア 7名→3名
など

DANでは、ダイバーが事故を起こさず、全世界の事故者が1名でも減少することを目標に、今後も引き続き活動を行ってゆきます。

↓イラストをクリックするとダウンロードが開始します。

 

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